フランスのペットショップ事情
フランスの議会上院は2021年11月、『動物愛護に関する法案』の改正案を可決しました。
2024年1月以降は、ペットショップでの犬と猫の販売が禁止となります。
・ペットショップなどで犬や猫の販売を禁止する
・動物のショーケースでの展示を禁止する
・インターネットで一般の人が犬や猫の販売を行うことを禁止する
犬や猫を飼いたい場合、
正規のペットショップからインターネットを通じて購入、ブリーダーから直接購入、または保護施設からの引き取りなどに限られることになります。
動物愛護法施行の背景には、フランスで毎年10万匹の犬や猫が捨てられていることです。
安易に飼い始めたペットは、安易に放棄されやすく、ペットショップによる衝動買いの誘発が問題となっています。また、仔犬や仔猫を早期に親元から離してしまう、劣悪な環境下で犬猫を育てる店の存在、売れ残ってしまった犬猫への問題対応なども犬猫販売が禁止される理由となっています。
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写真はカンヌで通りがかった犬猫グッズショップ
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LES BAINS CANINS
14, Rue Venizelos, 06400 Cannes, France
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